『カビーカジュの書架』イフリートさんへのインタビュー

異世界通信のお時間がやってまいりました。インタビュー担当のウォンバットやしろです。さて今回は『カビーカジュの書架』という作品から、イフリートさんにお話を伺ってきました!

ではインタビューをどうぞ!!


ではあなたの自己紹介をお願いします。

イフリート。よろしく。名前は無い、イフリートってのは…なんて言やあいいんだ、ジン…妖霊?の一種の事でな、二番目に強い階級だって言われてるんだぜ。

ほうほう!妖霊さんなんですね……既に強そうです。

イフリートさんのお住まいの場所はどういったところですか?

砂漠の真ん中の岩。砦みてえになってっから風も凌げるし、砂嵐だって平気だ。難点は…そうだな、昼は暑いし夜は寒い。

ま、俺は暑くても寒くても死なねえからどうでもいいんだけどな!ついでに食わなくたって平気だぜ?

イフリートさんのお友達をご紹介していただけますか?

あー…友達…ってのはいないんだが…そうだ、最近王子だっていうガキのツレで俺と同じジンがいてな、カビーカジュってんだが優しい奴だし綺麗な白い髪に頭良さそうな赤い目、ついでに胸もデカめだ。

なあんか懐かしい気がするんだよなあ。

イフリートさんの特技、好きなことや苦手なことを教えてください。

特技は火を起こす事だ、手から出して形だって変幻自在だぜ。火柱を使った移動だってできる…ま、炎を使えばだいたいなんでも出来るってことだ!

好きな事はたまに俺の縄張りに来る隊商を襲う事。苦手な事は…我慢だな、やりたい事をやって何が悪い?

(いちいちこわいんだよなーこのひと……)

そもなぜこんな辺境(砂漠)にいらっしゃるのですか……?

うーん、よく覚えてねえんだよな。俺が俺として生まれた時にはもう砂漠にいたからなー…砂漠から出ようとしてもなあんか嫌な感じがするからここにいるしかないんだよ。

イフリートさんはどんなことをして一日を過ごしていますか?(そもそも砂漠って何もないし……)

そうだな、隊商が通らない日なんかは大体一日寝てる。本気で寝るしかやることねえんだもんな、砂漠は。

おおすごい!物騒d……ごほん。強そうですね!

おい物騒っつったか?まあいいや、現に俺は強いからな。炎だけだと思うなよ、剣だって自分で言うのもなんだが相当扱える。

だが人間達は骨が無くてな、ちょっと火をつけてやれば死んじまう。あーあ、本気で戦える相手、いねえかなあ。

イフリートさんは縄張りに来た者を襲うそうですが、襲うメリットはイフリートさんにないんじゃないかと思いますが。

だってご飯食べなくてもいいのですし、金銭もいらなさそうですし……

お、いいとこ突くじゃねえかお前。確かにそうなんだけどよ、一番の理由は暇だから、だ。せっかくたまにしか通らない隊商なんだ、俺の縄張りに入った方が悪いんだぜ。

後はそうだな、娯楽としての飯は食う。腹が減らねえってだけで何か食べりゃあ味は感じるし腹は膨らむからな。隊商は美味い肉積んでるからそれの調達もしてる。ま、大体燃えちまうけどな!

カビーカジュさんも同じジンだそうですが、出会いのきっかけやエピソード等教えて下さい。

きっかけ、なあ。そういえばなんで砂漠まで来たのか分かんねえや。王子サマとその連れと一緒に砂漠越えしてた所を俺が襲って、カビーカジュを見てたら何か思い出しそうになって……。

その夜一緒に星を見た。なんか襲う気にも放っておく気にもならなくてな、いい時間だったぜ、静かで穏やかで。

カビーカジュはお友達ではないのですか?

あー…ほら、あれだ、会ったばっかだし…次の日にはあいつ砂漠出てっちまったし…なんつーか、俺がもっかい会いたい、ってか……言わせんなこんな事!

なるほどなるほど、カビーカジュさんに好意を抱かれていらっしゃると!(バッサリ)

カビーカジュさんと出会った時だけしか、何かを思い出しそうにならないのですか?

てめえはっきり言いやがって…そうだな、たまになにか既視感を覚えるくらいならあるんだ、でもまあいいか、で流せる程度だ。

あんなに内側からかきむしられるような感覚はカビーカジュ関連の事だけだな。

イフリートさんは暇とおっしゃいますが、カビーカジュさんと出会ったことによって何か運命めいたものが見えるような気がしますね。

…ああ、変化が起きた。俺の環境にも、気持ちにも。だから、これからきっとなにか変わるような…忘れちゃいけなかった何かを思い出せるような、そんな気がする。

…クサイこと言ったな、忘れてくれよ。


カビーカジュさんはイフリートさんの中で、とても大事な方なのかもしれませんね……

インタビューはこれで以上となります!ありがとうございました!