『アルムの小さな冒険記』アルム・アルファードさんへのインタビュー

異世界通信のお時間がやってまいりました。インタビュー担当のウォンバットやしろです。さて今回は『アルムの小さな冒険記』という作品から、アルム・アルファードさんにお話を伺ってきました!

ではインタビューをどうぞ!!


はじめまして!わたくしウォンバットやしろと申しまして、記者的な事をしております(名刺を差し出して)。

いきなりではございますが、是非、アルム・アルファードさんのお話を伺いたいなと!

もしよろしければ、インタビューをさせてください!

よろしくお願いいたします!

おー、すげー、初インタビュー。

ではあなたの自己紹介をお願いします。

アルム・アルファードでーす。よろしくおねがいしまーす

アルムさんのお住まいの場所はどういったところですか?

剣と魔法が溢れるファンタジー世界、『ガルムレイ』っていう名前の世界にある、『ロウン』という国に住んでるよ。

ロウンは、9つの国のうちの一番小さな島国。でも、世界で唯一四季がある国。おかげで貿易も盛んだね。

領主のおかげでたくさんの猫もいるしねえ・・・うん・・・。アルお兄ちゃんの猫好きがこうなったんだよねぇ・・・。

あとは・・・あ、そうだ。剣と魔法のファンタジー世界だから魔物はいるけど、ロウンでは一切人を襲うことがないよ。

国王との条約が決められてるから・・・なのかな? そのあたりは今度、現ロウン国王のお父さんに聞いてみるよ。

アルムさんのお友達をご紹介していただけますか?

たくさんいるから、物語のメインメンバーと、あたしの家族を答えるね。

まず、従兄弟のイズミ・キサラギ。あたしの婚約者・・・なんだけど、ほぼお父さんのせいで未だに婚約にたどり着けず。イズミ兄ちゃんって呼んでるよ。

二人目の従兄弟、イサム・ロックハート。イズミ兄ちゃんの兄で、元はアンダストっていう国の国王になるはずだった人。イサム兄ちゃんって呼んでるよ。

そして、謎の魔族、ジェンロ・デケム=ベル。あたしのことを知ってるみたいだけど・・・。真っ黒な髪に一部白い髪なのが特徴的。あの髪、どうなってるんだろう?

ここまでが物語のメインメンバー。以下はあたしの家族。

物語開始の元凶、あたしの父、リアルド・アルファード。物語はお父さんが行方不明となったところから始まっています。今、どこで何してるんだろ?

あたしの兄、アルゼルガ・アルファード。アルお兄ちゃんって呼んでるよ。猫好きのロウンの領主。猫の国を作ろうとか考えてるよ。怖いよ。

守護騎士、ガルヴァス・オーストル。史上最強の騎士とか呼ばれてるけど、あたしから見たら、もう一人のお父さんみたいな人。ちなみに腕前としてはしゃもじで20人ぐらい倒せるくらい。

アルお兄ちゃんの守護騎士、レイヴァン・レゴリオ。ガルヴァスの実の弟さん。お城と領主官邸で野菜畑作ってるんだって。・・・本当に騎士なのかな?

あっ、お母さんもちゃんと生きてるよ!でも、今は一緒に暮らしてないんだ。城下町の、昔使っていた家に住んでるみたい。

アルムさんの特技、好きなことや苦手なことを教えてください。

特技は暗記。一度読んだ本の内容は、全部とは言わないけど『何ページにどんな内容が書いてある』ぐらいは余裕で覚えれる。

ただ本の内容によっては一瞬にして記憶から消去するよ。虫とか虫とか虫とか虫。

好きなことは・・・えっと、イズミ兄ちゃんには内緒にしておいて欲しいんだけど・・・、イズミ兄ちゃんの背中に抱きつくこと・・・。これはバレないようにやるのが楽しくてね。まあいつもバレてるけど。

嫌いなことは・・・早起きだなあ。午前10時より前に起きるのが苦手。しかも午前10時より前に起きた場合は午後にまた寝てしまうぐらい・・・。

ちなみにお父さんもアルお兄ちゃんも早起き苦手。こういうところは親子だなあって思うよ。

アルムさんはいつもどのようにして暮らしていらっしゃるのですか?ほら、お仕事とか……

えっと、こういうのもなんだけど、あたしはロウン国の王女なんだ。半分軟禁状態だから、許可された外出しかできなくて、いつも領主官邸で本を読んだりして過ごしているよ。

たまにアルお兄ちゃんの書類を猫ちゃんから守ったり、レイヴァンの野菜畑にお水をあげたり。

あと、ガルヴァスからの要請で、あの、お城の兵士たちの訓練相手になったりしてる。お城の兵士たちからしたら、どうもあたしは王女という認識よりも『ガルヴァスより強い相手』の方が認識が高くて・・・。

どう考えてもガルヴァスの方が強いんだけどなあ・・・お城の兵士が考えるあたしって一体なんなんだろう・・・。

あ、ちなみに今はイズミ兄ちゃんとイサム兄ちゃんと一緒に旅に出てるから、官邸にはいないよ。今は各地を転々としながら、とある事件を解決してる。楽しいよ。

アルムさんは武道もしていらっしゃるのですね!誰かに鍛えてもらったのですか?

ぶどー?・・・あー、術技のこと・・・かな?あたしが使えるのは剣術と柔術で、両方ともガルヴァスに教わったよ。

ちなみに剣術はあたしのご先祖様が使ってた『アルファード流』と、ガルヴァスが普段使ってる『オーストル流』の二つを教えてくれた。柔術は武器がない、またはぶっ壊れたときの非常時にってことで。ほとんど使わないけど。

一応魔術も使えるけど、ガルヴァスから『あなたは動くモノ目掛けて魔術唱えるのが下手なんであんまり使わないでください』って言われた。なんだよぅ。それじゃあお父さんとアルお兄ちゃんと一緒じゃないかよぅ…。

いやあしかしアルムさんは王女様なのにとっても親しみやすい方ですね。こんなフランクな王女様もいらっしゃるのですねぇ…

(小声で)こういうとき、お父さんに感謝するよ…

ではインタビューを続けますね!

魔物は人を襲うことがないということですが、条約……ですか?魔物と条約を結んでいるということでしょうか…?

んー・・・ガルヴァスとイズミ兄ちゃんから聞いた話だから、まだよくわかんないんだけど・・・。魔物にも序列があるらしくて、その土地で序列が一番高い魔物と、国王と・・・えっと・・・ふかし・・・ふがし・・・おかし・・・アレ、なんだっけ?まあとにかく、そんな感じの名前の条約を結んでいるって。

国単位で条約を結んでいるロウンは特殊だから、ガルヴァスに『諸外国に行ったら違うから、ロウンが普通だと思わないこと』ってきつく言われてる。

ロウンの序列が一番高い魔物って・・・あたしの外出時はスライムとミニドラゴンしか見かけなかったけど、他に強いのいるのかな・・・?

お父様は勿論、お母様とも離れ離れで寂しくはないですか?

お父さんの場合は、なんかもう、慣れちゃった。理由が『ちょっと友達んち行ってくる』、『リエナから旬のもの貰ってくる』、『甥っ子姪っ子に会いに行ってくる』、『幽霊怖いから逃げる』って。……あれ、お城って幽霊いたっけ…?

お母さんは時折領主官邸に泊まりに来るから大丈夫だよ。お父さんがいないってわかったときは、アルお兄ちゃんを手伝いにも来るし。(小声で)ああでもお夕飯作られるとガルヴァスとレイヴァンが逃げ出すかな…。正○丸置いて…。

あ、あとたまに二人目と三人目のお兄ちゃんを連れて帰ってくることもあるよ。そのときはなぜかお父さんがいる。家族団欒。

ところで、暗記がお得意でかつ忘れるのも得意ってのはすごいですね!アルムさんにとっては、昆虫図鑑とか最悪ですね……

暗記が得意なのは、やっぱり軟禁状態だから…かな。手伝いがない日は、本を読むぐらいしか暇つぶしがなくて。小さい頃はガルヴァスと一緒にお父さんの部屋で本を読んで過ごしていたっていうのもあって、暗記が得意になったんだ。

昆虫図鑑は、あの、最初は大丈夫だったんだ。でも、いつだったかな・・・6歳から9歳の間ぐらいに、お父さんが『珍しい形の図鑑だぞー』って言って持ってきたのが、あの、虫のドアップ写真付きで。それ以来、アップ写真じゃなくても昆虫図鑑はダメで、その、一瞬で忘れることができるようになったのも、そのせい。

…あれ?これ、元凶ってお父さんじゃない?

最後にイズミさん・イサムさん・ジェンロさんとのエピソード等教えていただけませんか?

イズミ兄ちゃんが婚約者であることは、まあ、前に言ったとおり。でもお父さんがなかなか許してくれないんだよね。その理由がイズミ兄ちゃんとイサム兄ちゃんのお父さん、フォッグさんにあって。二人は親友らしいけど、ちょっと前にお父さんがイズミ兄ちゃんに『お前とアルムが結婚したらフォッグのとこ行くんだろ!!?13人も子供がいるのに俺のアルムを奪う気かバーーーカ!!』って、大声で言ってたなあ。イズミ兄ちゃん、結婚してもロウンに残って手伝ってくれるのに…

イサム兄ちゃんは世界中を旅をしてるんだけど、たまに領主官邸に遊びに来てくれるよ。そのときはお土産持参で。…ああでも、一度お土産を突っ返したことあったなあ。『ディロス砂漠に落ちてたから拾って持ってきちった。飾って』って、ヘビの抜け殻持ってこられても困るよぉ・・・飾りたくないよぉ・・・。そんな感じの人だからか、いっつも『彼女ほしい』って言ってる。料理もできるし、子供の面倒見もいいのに、性格が災いしてるよ…

ジェンロは、お父さんが行方不明になったって聞いた直後に、お父さんの手紙を持ってきた人。どこかで見た覚えがあるような、ないような…。

ジェンロとのエピソード?…あー。決め台詞言って手にキスしようとしてる途中イズミ兄ちゃんが銃で威嚇したことが、今のところ一番印象に残ってる。そのあと、アルお兄ちゃんに呼び出されてるって言うことであたしは部屋を出て行ったけど…あの二人、何かあったのかなあ。

なるほどなるほど!なんというかアルムさんはとっても愛されていらっしゃるのですね。イズミさんもジェンロさんも大変そう……ごほん。

インタビューは以上です!ありがとうございました


今回は「アルムの小さな冒険記」の「アルム・アルファード」さんにインタビューさせて頂きました!人懐っこくて、皆さんに愛されている理由がこのインタビューをみてもわかりますねー!

お父様、早く見つかるといいな。――いや、アルムさんならきっと、大丈夫でしょう!

さてさて、そろそろ次の世界へ行きますか!