ウォンバットやしろの『そうさくさんぽ』

不定期連載枠ですが(と言いつつ月一ペースになってる)、創作ラボ編集長・ウォンバットやしろが創作さんにインタビューしたり、面白い企画や、創作全般のことについて、コラムを書いてみようと思います。
今回はWeb雑誌企画:ひ*ふ*み*よの主催でいらっしゃいます、柑屋丸さんにお話を伺ってまいりましたー!

Web雑誌企画「ひ*ふ*み*よ」とは。

オンラインでやる合同コピー本のようなものです。 自分の創作の宣伝をしたり、他の人のオリキャラを描いたり、描き方講座をしたりとにかく自由に出来たらと考えています。

○聞き手:ウォンバットやしろ

ウォンバットやしろ(以下、「ウォン」と表記)
まず、これはどういったWeb雑誌ですか?

柑屋丸(以下、「柑屋」と表記)
まず元になったものがありまして、大学のサークルで漫画研究会に入っていたんですけれど、月一回コピー本、表紙も白黒のものを雑誌を作っていたのです。
その雑誌だったら月イチ気軽に出せるし、展示会ほど気張らなくていい、コンスタントに絵を描く練習にしていたというか。
大学を卒業してしまって、一時期は原稿を出してたりしていたのですけれど、現役に譲らなきゃとおもってやめて、何か発表する場を作らないと駄目だと思って作ったのがひふみよです。
漫研で月イチだしていた小冊子が元ネタです。

ウォン
ひ*ふ*み*よさんをみたときは僕は月に一度、コンスタントに出されていらっしゃるのに驚愕しました。月イチって!と思いました。大変ではないですか?

柑屋
笑 大変な時期もありました

ウォン
コンスタントに出すというところに、ひ*ふ*み*よさんは着目されていると思うのですが何故そうしようと思ったのですか?
たとえばwebマガジンさんも色々あると思っていて、四半期に一回出してあるところもあれば、半年、一年のところもあるわけじゃないですか?
マガジンの公開スパンが比較的長いのは、やっぱり大変だからだと思うんです。
月イチに一回だしていくってのは何らかの理由があるんじゃないかと思うんですが。そのへんはいかがですか?

柑屋
あんまり考えてなかったです。とりあえず月イチで、みたいな。

ウォン
ほうほう。あとは締め切りがあったほうがいいみたいな?

柑屋
まあ締め切りがあっても描けてないですけれど……笑

ウォン
( ゚д゚)ハッ!

柑屋

ウォン
ちなみにひ*ふ*み*よのコンセプトとはなんでしょうか?

柑屋
ひふみよって数を数える時に使うことばじゃないですか。最初は片手で、数えるぐらいしか出来ないものが積み重なっていけばいいかなって。
それは創作の、自分の求めるレベルに一つずつ進んでいくとか、漫画だったら10P作るぞってなったら、1Pから一枚ずつ書かないとじゃないですか。最初からレベル100を目指さないで、ゆるゆるとやろうよってのがコンセプトですかね……

ウォン
えっ、めちゃめちゃいいコンセプトじゃないですか!
僕めちゃくちゃいいと思います。それこそ千里の道も一歩からってことですよね。みんな最終的にレベル100を目指すと思うんです。レベル100になるためには必ずレベル1、2にならなければならない。そこって一番大事だと思うんです。
はじめたときに、人によってはレベルが違うこともあるけれど、まずは一歩を踏み出すことというか。いいなあ。

柑屋
自分が今の実力を全然考えずに頭のなかで想像して、頭のなかでは完璧でレベル100なんですけれど、実際にやるとレベル3ぐらいで、全然おはなしにならない。っていうのが昔の小学生とか中学生とか夢見てるところがあったんですが、段々自分の実力がわかってきて……高望みしないでおこうよ、みたいな。

ウォン
ひ*ふ*み*よってタイトルもそうだけど、やっぱりやんないと近づかないけれど、やると近づくと思うんですよ。どこを到達点にするかはひとそれぞれだと思うんですが、別に仕事にするからえらいってわけではなく、どこに目標をおくかにもよるんですが、その目標近づくためにはレベル1,2になるという段階をふまなきゃいけないとおもうので、とてもただしいなっておもいます。
自分のレベルを知った時に、きっとレベル100の人も同じプロセスを経ていると思うんです。

柑屋
アクティブな方は自分で本を出したり積極的にイベントに出たりするじゃないですか、でもそこまでする余裕がなくて。

ウォン
いますいます。時間がない人はもちろんだし、結婚して子供がいるから……とか、そんな方はとっても嬉しいと思いますよ。合同誌って一人では出来ない、お祭り感がありますからね。
ちなみにひ*ふ*み*よで取り扱っているテーマとかありますか?

柑屋
オリジナルであれば洋風でも和風でもけものでも…笑

ウォン
なんでもだしていいんですか?

柑屋
なんでもだしていいです!イラストか漫画であれば~!
ひふみよの中でもミニイベントみたいな、企画をたてたりしてるんですが、あれは完全に私のフィーリングで決めてます。次はこれやろ~!って笑

ウォン
なるほど。絵描きさんで、月イチでイベントというか、ちょっとしたお祭り感を楽しみたい方は是非おいでよってかんじなんですね。
お、おためしさんかとかあるんですねえ。

柑屋
ほとんどレギュラー参加の方々と変わらないですね。気持ちの持ち方ぐらいで笑
厳密に言えば、レギュラー参加の方は月に一回表紙を決めるためにくじ引きをするんですが、それに参加することができます。

ウォン
くじ引き!

柑屋
くじ引きです笑

ウォン
それは確かにいいライン引きですね。

柑屋
表紙も本文もそうなんですが、忙しいだったりかける気分じゃなければパスしてもいいし、毎月は厳しいから自分の描きたい時に参加ってのもOKです。

ウォン
すごい!優しい合同誌ですね!

柑屋
自分のためにでもあります笑

ウォン
素晴らしいと思いますよ!忙しかったり、何らかの事情がある方々にひ*ふ*み*よを進めたいですよね。事情を抱えてらっしゃる方は基本的には合同誌には参加できないかたっていらっしゃいますものね。

柑屋
受験でおやすみしたいんですけどって方もいらっしゃったり、病気されたり、私も今年にはいって毎月風邪をひいてしまって……苦笑
たとえば合同誌とかって一旦参加表明したら抜けにくそうなイメージがあるのですが、ウチはそういう意味では融通が効くから楽かなあと……

ウォン
そうですね、こんな自由な合同誌ははじめてかもしれません。でもコンセプトはちゃんとしてる。忙しい人向けというか、そんな方でも気軽に参加できて楽しい合同誌。
ちなみにひ*ふ*み*よさんは、今までどういった制作や、企画をやってこられたんですか?

柑屋
大きくわけると二種類あって、何ヶ月にも渡って作る長めのものと、もう一種類は1ヶ月で終わってしまうような単発みたいなもの。
長いものだと、最近最終回を迎えたんですけれど、オリキャラ描きあい企画とか、四コマ漫画リレーですかね。

ウォン
うわ、楽しそう!

柑屋
楽しいですよ~笑

ウォン
それいいなあ!そして交流もできると!

柑屋
もちろん出来ますし、しなくてもいいです笑
ガッツリやりたいかたは、他のキャラクターを描いたりコラボしたり、交流したいかたはガンガンやってもらってもいいですし,自分の信じる道を進む!って方はそちらの方を進めてもらってもいいですし。

ウォン
ふむふむ。
企画って2~3種類あるとおもってて、自分が主催している企画ですと、縛りがあって何かを制作するってタイプと縛りはあるけど自由に出来るってところ、今回ひふみよさんのパターンでいうと個々を伸ばすってタイプですよね。個々を尊重して好きなようにやってもらってもかまわないと。でもその中で、ひ*ふ*み*よじゃないとできないことをする。これってとても面白いと思いますね。

柑屋
私はむしろ個々に任せっきりでほとんど何もしてなくて、ページ組んで出すだけです苦笑

ウォン
いやいや、企画と銘打ってるのはやはり大変なので、何もしてないと仰ってても柑屋さんは役割としてきちんとこなされていると思いますよ。

柑屋
……そうだといいんですけれど苦笑

ウォン
そうなっちゃいますよね笑
僕も同じことを問いかけられると、丸さんと同じように『そんな大したことしてないっす』って言っちゃいますね~笑
でも意外としているんですよ。やることは多いんですよ。やることが多けりゃ参加者さんのお尻を叩かなきゃいけないこともありますから。もちろん自分も叩かれることになるのですが笑

柑屋
原稿のサイズ等、細かく設定いるのですが、参加者の皆様はしっかり守ってくれているので、もういうことないです……皆さんのお陰で。

ウォン
ありがとうございますって感じだよね、ほんと。

柑屋
ほんとに、ありがとうございます笑

ウォン
うちもそんな感じです笑
ありがとうございますって常に思っています。主催にたつとよくありがとうございますって言いたくなる。

柑屋
私は大学の時に締め切りを破る常習犯だったので……

ウォン
妖怪締め切り破りだ笑

柑屋
そうです。締め切り破り。
参加者の人は、締め切りの当日に遅くなってすみません!と言って提出される方がいらっしゃって、そもそも締め切りやぶってないし、なんて腰の低い人だ!と感心してしまいました……

ウォン
それわかります。ウチの企画も ●日の23:59 までって決めるんです。この23:59に意味があって、23:59まではセーフなんです。締め切りの期限内なのです。
僕は妖怪締め切り破りなので、学校の休み時間、必死に次の時間の宿題をやっていたら先生にお前なんでまだやってないの?って言われたので先生の授業は5時間目なので、そこまでにやってくれば問題ないんでしょ?5時間目提出なんだからとやかく言われる筋合いないっス。
宿題ってのは提出時間より1秒前に提出すればセーフなんですよ。
それを言ったら思いっきりブン殴られました笑

柑屋

ウォン
でも創作さんは締め切り前や、一日前にも遅れてすみませんにも仰るから、いやそんな全然関係ないから!むしろたいしたもんですよ!って思っちゃいますよね。

柑屋
むしろ主催なのに破ってすみませんみたいな笑
公開までに間に合えばだいじょうぶ!締め切りを破ってもいいことにはなってます。一応。

ウォン
それはどうなんですか?笑

柑屋
私だけ発行日に間に合えばいいってのはズルイじゃないですか
だからみなさんも発行日にさえ間に合えばOKです。

ウォン
柑屋さんえらい!
自分は企画のときはキッチリお約束したタイムスケジュールを守るようにしているので、そのかわり参加者さんも頑張ってね!ってスタイルですかね。企画のときだけはがんばってます笑
柑屋さんのそのスタンスはぼくは誠実だと思いますよ。
だからひふみよのホームページには、締切日・発行日の記載。更に、間に合わない時の対処法とかあるんだ!規則に対処法がかいてあるってのはすごいですね笑

柑屋
ははは笑
なんというか、予防線みたいな。

ウォン
今のところは月イチでやってるってかんじですか?

柑屋
はい

ウォン
18号って書いてあって驚きました。

柑屋
オリキャラ描きあい企画で沢山の方々に参加して頂いたので、いっぱい出ることになりました笑

ウォン
なるほど!ありがとうございます。では、ひ*ふ*み*よさんの今後は?

柑屋
今年の目標としては、漫画を増やすを掲げています。そういう要望も上がっていますので……
今電子書籍で、データでしか見れないんですけど紙に印刷して実際に読めるようになったらいいなあと思っています。

ウォン
ありがとうございました!
では続きまして、柑屋さんはどんな創作をしていらっしゃいますか?

柑屋
メインは和風異世界創作です。

ウォン
イチオシの作品はありますか?これを見て欲しい、みたいな。

吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)/嘯風弄月(しょうふうろうげつ

吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)/嘯風弄月(しょうふうろうげつ)

柑屋
吟風弄月は主人公の赤城がラスボスになるキャラに呪いをかけられて死ぬ運命にあるのをなんとか呪いをとこうぜ!って話です。
主人公はあんまり生きる気力がないというかやる気がないキャラクターなんです。死んでもいいやって思っているのですが、ネタバレになるかも?

ウォン
それってだいじょうぶですか?笑

柑屋
嘯風弄月は吟風弄月が終わって二年後のはなしで、吟風弄月の方では地方に住んでいたんですが、嘯風弄月は首都に移り住んでまたやるきなく生きてますね笑

ウォン
つまり無気力症候群と笑

柑屋
まあやるときはやってくれる?はず?笑

ウォン
そこは未知数なんですね

柑屋
あとは吟風弄月と嘯風弄月の2つに出てくるお兄ちゃんがいて、国の皇帝なんですけど、鳳来丸といって、ディフォルメして阿呆にしてシリーズがありまして。あほーくんって言うんですけど。

あほーくん

ウォン
イラストがかわいい、かわいいなあ。
このお話を読めばなおさら楽しめると言うわけですね。
柑屋さん、ありがとうございました!

Web雑誌企画「ひ*ふ*み*よ」

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