はじめてのコミティア~当日編~

前回、はじめてコミティアに行く前の準備についてご説明いたしました。 今回はコミティア当日、安心して楽しむためのポイントを挙げていきます。

帰りの電車賃を確保しておく

帰りの電車賃はあらかじめ分けておいたり、交通系ICカードにチャージしておくと安心です。会場では数百円単位の細かな出費が多く、いくら使ったのか把握しにくいため、気づくと財布が空になっていたりもします。

また、閉場のタイミングで帰ると、最寄り駅が混むことが予想されます。 コミティアに行きがてらICカードにチャージまたは帰りの切符を買っておくことは、戦利品を詰めた重たい鞄を背負って券売機の列に並ばなくて済む、という点でもおすすめです。

無事に目当ての創作家さんのスペースに到着!でも、どうやって買えばいいの?

コミティアにかぎらず同人誌即売会そのものがはじめての場合、どうやって本やグッズを買えばいいのかわからない…という方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、心配する必要はありません。基本的にはフリーマーケットやお祭りの屋台と同じようなノリです。 スペースにいる方に、「これ1冊ください」「新刊ください」「全種類ください」と声をかければ、代金を教えてもらえます。

このとき、あわててお金を出そうとして、お財布の中身をぶちまけてしまわないよう気をつけましょう。 サークルによっては机の下が混沌とした状態だったりするため、小銭を拾い集めるのは結構たいへんです。 コミティアはそんなに目まぐるしく動きまわるようなイベントではないので、ゆっくり落ち着いて行動してください。

挨拶ってしたほうがいいの?挨拶するとしたら、どんなふうにすればいいの?

好きな創作家さんの冊子やグッズを手に入れたら、そのまま「ありがとうございまーす」と立ち去ってもよし、声をかけてみるのもよし。 サークル主さんへの挨拶は必須ではないので、初対面のひとと話すのが苦手な場合は、必要最低限の会話でものを買えばオーケーです。楽しむためにコミティアに来たのだから、無理せず気楽にいきましょう。

もし、「いつも作品を読ませていただいていますが楽しいです!大好きです!ありがとうございます!」などと伝えたい場合は、お会計中またはお会計後にでも一声かけてみることをおすすめします。 「ファンです!」の一言だけでも創作家さんにとってはうれしいものなので、気兼ねなく言ってしまいましょう。もちろん、長めの感想を伝えても喜んでもらえるはずです。
インターネット上ですでに交流がある場合や、Twitter等で相互フォローになっている場合は、挨拶の際に名乗ってみましょう。名乗りたくない場合は、匿名のままでも大丈夫です。

創作家さんに声をかける際、頭に置いておくとスムーズになることを、下にまとめてみました。

  1. スペースにいるひとが目当ての創作家さんか確認する。 スペースにいるひとが目当ての創作家さんご本人であるとはかぎりません。売り子さんだったりサークルの相方さんだったりすることが多々あります。 ですので、「○○さんでしょうか?」とあらかじめ確認してから、本題に入るようにしましょう。

  2. 挙動不審でも気にしない。 むしろ挙動不審になってしまうひとのほうが多いです(サークル主さんを含む)。「挙動不審で当たり前」くらいの心づもりで、創作家さんに話しかけてみましょう。

  3. 差し入れがある場合は渡しながら声をかける。 差し入れを持ってきた場合、買った本を鞄にしまってから、「いつも作品を読ませていただいている者です。あ、これ、よろしければ召し上がってください~」など言葉を添えながら、創作家さんに差し入れを渡すと、比較的スムーズに挨拶ができます。
    創作家さんに挨拶してみたいけど、話しかけるタイミングをのがしてしまわないか不安…。そんなときは、差し入れがあったほうが話しかけやすいかもしれません。

  4. スペースに目当ての創作家さんがいなかった場合。 目当ての創作家さんがスペースを一時的に離れている場合、時間があれば、しばらくしてからまた訪れてみることをおすすめします。そして、お目当ての創作家さんがいることを確認して、「先ほど本を買った者ですが~」などなど、声をかけてみましょう。
    もし、Twitterをやっている創作家さんでしたら、スペースから離れる際・戻る際に、その旨をツイートしている可能性があります。目当ての創作家さんの存在を実感するチャンスですので、Twitterも積極的に活用してみましょう。
    また、目当ての創作家さんが急用等でコミティアそのものに来ていないときは、売り子さんやサークルの相方さんに、手紙・差し入れ等をご本人に渡してもらえる場合があります。渡したいものを渡せずにすごすごと帰る前に、スペースにいる方に一度相談してみてはいかがでしょうか。

  5. 会話に夢中になって、となりのスペースにはみ出してしまったり、通路をふさいでしまわないよう気をつける。 作品の感想等を創作家さんに伝えることに夢中になっていると、周りが見えなくなりがちです。このとき、となりのサークルのスペースにはみ出してしまったり、通路をふさいでしまったりしないよう注意しましょう。

気になる本があった場合

いろいろなサークルのスペースを回っているうちに、気になる本が何冊か見つかるかと思います。 冊子の中身を確認させてもらいたい…と思った際は、スペースにいるひとに「中、見せていただいてもいいですか?」「試し読みしてもよろしいですか?」などなど、一声かけてみましょう。
だいたいの場合、「どうぞ」という返事があるはずです。 また、表紙やポスターを眺めて吟味していると、スペースにいるひとが先に「よろしければ手にとってご覧になってください~」と声をかけてくれることも少なくないです。

スペースに見本誌がある場合は、そちらを使って内容を確認するようにしましょう。

コミティアの会場には見本誌コーナーがあり、そこで試し読みをして気に入った冊子を購入することもできます。

結局購入しなかったけど、やっぱり気になるものがあった場合

気になるけど買うか買うまいか悩んだり、もしくはお金が足りない場合は、スペースに名刺やペーパーがあったら、ぜひもらっておきましょう。 後から「やっぱり買いたい」となったときに、そのサークルの名前やインターネット上の拠点がわかれば、通販を利用したり、次のイベントで購入することもできます。

完売してしまったら、おとなしくあきらめましょう。 ただし、しばらくしてから再販されたり、サイトやSNSに掲載されたりすることもあるため、サークルの情報を終えるようにしておくと、新たな作品との出会いを逃さずに済みます。

完売を避けるためには?

人気があったり数量が少なかったりすると、早々に完売してしまうことがあります。 ぜったいに入手したいものがある場合は、コミティアの開場に合わせて行き、早めに目当てのサークルを回るようにしましょう。 また、創作家さんのサイトやTwitter等のSNSで取り置きをお願いできる場合もあります。

無料配布の冊子やペーパーがほしいけど、なにも買わずにもらってもいいの?

なにも買わずに無料配布物だけもらっていくのは気が引ける…という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、気にしなくても大丈夫です。 無料配布の冊子やペーパーは、その創作家さんがどんな活動をしているのか、紹介するためのものでもあります。 今まで知らなかった創作家さんや作品に出会うきっかけになるので、少しでも気になったら無料配布物をもらうようにしましょう

「部活動」をチェックして効率よく新規作品・創作家さんの開拓!

コミティアには「部活動」という、共通点のあるサークルが集まったものがあります。 興味のあるキーワードを掲げている「部活動」があったら、その「部活動」に参加しているサークルを一通り回ってみましょう。 コミティアは「なんでもあり」なので、「部活動」を活用することで興味のあるジャンルの作品がグッと探しやしすくなるはずです。

ちなみに、「部活動」はティアズマガジンやコミティアの公式サイトからチェックすることができます。

以上、コミティアを楽しむためのポイントのまとめでした。

この記事がきっかけで、とてつもなく広くて深いオリジナル作品系イベントの海へとダイブしていただければ幸いです。